2025.1.28
ビジネスのヒント
No.4 ケアマネに選ばれる事業所になる!具体的なアクション計画
「ケアマネに信頼される事業所になりたい」と思っていても、具体的に何をすれば良いのかわからない…。
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
前回のマガジンNo.3では、ケアマネが訪問介護事業所を評価する際に注目する4つの条件を整理しました。
No.3 選ばれる事業所になる!ケアマネが信頼する訪問介護の条件
- 迅速で正確な情報共有
- スタッフの専門性と人となりの「見える化」
- トラブル時の柔軟な対応力
- 介護保険・国保連への請求管理の正確さ
これらの条件を満たすことが、ケアマネから「信頼できるパートナー」として選ばれるための基本です。
では、具体的にどうやってこれらを実現すれば良いのでしょうか?
今回のマガジンでは、これらの条件を現場で実践するための具体的な方法を4つのステップに分けて解説します。
すぐに取り組める内容ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 情報共有をスムーズにするツールの選び方
ケアマネが安心して連携できる事業所になるためには、正確で迅速な情報共有が不可欠です。
特に利用者の体調変化や緊急時の対応では、遅れや曖昧な情報は信頼を損なう原因になります。
おすすめのツール
- LINE WORKS
チャット形式でやり取りができ、報告の履歴が残るため、後から内容を確認する際にも便利です。
FAXやメールよりも、操作感覚が簡単なためもっともおすすめするツールです。 - メール
介護業界では馴染みがないかもしれませんが、FAXよりもおすすめできるツールです。
地域包括支援センターなど公的機関などはメールでのコミュニケーションを希望する場合もあります。 - FAX
LINE WORKSやメールはハードルが高いという方はせめて、FAXでのコミュニケーションを提案します。
報告のテンプレート例
- 体調の具体的な変化: 「朝から食欲がなく、38.5℃の発熱があります。」
- 現場での対応: 「冷却シートを使用し、家族に連絡済みです。」
- ケアマネへの要望: 「本日の対応で追加の指示が必要であればお知らせください。」
テンプレートを活用することで、情報が整理され、ケアマネにとって読みやすい報告が可能になります。
2. スタッフの専門性を活かすPR方法
ケアマネは、利用者や家族にサービスを紹介する際、「どんなスタッフがいるのか」を重視します。
スタッフの専門性や人となりを伝えることが、事業所の信頼度を高めるポイントです。
特に、連絡の窓口となるサービス提供責任者のキャラクターを見せておくことはとても有効です。
取り組み案
- パンフレットやホームページの作成:
- 内容: スタッフの資格や経歴、得意分野を具体的に記載。
- 例: 「介護福祉士資格を持つスタッフが対応」「認知症ケア専門の研修を修了」など。
- 写真や動画の活用:
- スタッフが利用者と笑顔で接している様子を撮影し、視覚的に親しみやすさを演出します。
- エピソードを共有:
- 例: 「新人スタッフの◯◯さんは、利用者の趣味を覚えて会話を弾ませています。」
3. トラブル対応力を高める具体策
トラブル時の対応力は、ケアマネが事業所を評価する際の重要なポイントです。
「何かあったときに安心して頼れる」と思ってもらうための取り組みを強化しましょう。
緊急対応マニュアルの整備
- 内容: 利用者の体調変化や家族からの苦情に対応する手順を明文化。
- 実践: スタッフ全員で共有し、ロールプレイングでトレーニングする。
具体例:
- 体調変化: 訪問スタッフが「体調変化に気づく→初期対応→ケアマネへの報告」の流れを徹底。
- 苦情対応: 言い訳はせず、苦情を冷静に受け止め、迅速に上司に共有する体制を整備。
4. 請求管理を効率化する仕組み作り
ケアマネにとって、給付管理票やサービス提供票のミスを防ぐことは業務負担を軽減する重要な要素です。
正確な請求管理は事業所の信頼につながります。
取り組み案
- チェックリストの活用
- サービス提供票や訪問記録のチェック項目をリスト化。
- スタッフ教育
- スタッフ向けに算定要件や請求フローを学ぶ研修を実施。
実践のための優先ステップ
「一度にすべて取り組むのは難しい」という方は、以下のステップで進めるのがおすすめです:
- 情報共有の改善から始める:
- ツールの導入やテンプレート活用を優先。
- スタッフのPR資料を整える:
- パンフレットや写真で、事業所の魅力を見える化。
- トラブル対応の体制を強化:
- マニュアルを作成し、緊急時の対応力を向上。
- 請求管理のチェック体制を整える:
- チェックリストと教育で、ケアマネの負担を軽減。
まとめ
ケアマネに選ばれる事業所になるためには、以下の具体的なアクションが重要です。
- 情報共有をスムーズにするツールの導入とテンプレート化
- スタッフの専門性と人となりを活かしたPR資料の整備
- トラブル対応力を高める体制づくり
- 請求管理を効率化する仕組みの構築
小さな一歩から始めて、ケアマネに信頼される事業所を目指しましょう。
こんな課題を解決します
- ●地域に信頼される事業所を作りたい
- ●業務効率を上げ、スタッフ間の連携を強化したい
- ●新たに介護事業を始めたい
- ●紙業務をデジタル化し、IT環境を整備したい